プロゴルファー年金保険制度
WDCツアーを運営する一般社団法人 日本ゴルフツアー協会では、賞金の一部を財源として、トーナメント開催を重ねるごとに蓄積されるプロゴルファー年金保険制度とジュニア育成基金を構築しています。これにより、ツアーに臨むプロの活動と生活の安定、および次世代の選手育成をサポートし、ゴルフ界の発展に貢献してまいります。
プロゴルファー年金保険制度とは、ツアーに挑むプロ選手達の将来への不安を解消し、選手活動への集中をサポートするものとして、トーナメント賞金の 10% が財源となる、プロゴルファーのための年金です。
獲得した賞金のうち、その10%を年金保険の財源として徴収し、うち、5%は保険会社を通じて選手個人名義による年金保険にご加入いただきます。
残り5%は弊協会のツアー及び年金運営費として用いるものとし、年間を通して選手の賞金額に応じて配当を行う場合があります。
選手各自の年金積立額はWDCツアー ウェブサイトの「マイページ」にていつでもご確認できます。
加入対象 | WDCツアーに登録し、トーナメントに出場している男女プロ・アマ選手 |
受領要件 | WDCツアー 1st STAGE の年間出場試合数のうち、少なくとも4分の1 (小数点以下四捨五入)以上出場し、かつ、2nd STAGE から FINAL STAGE までの年間試合数の3分の1以上に出場した選手で、これを5年以上維持し ていること |
支給条件 | 在籍5年以上のプロ・アマゴルファー |
支給額 | 在籍10年以上:満額 在籍10年に満たない場合は在籍年数×10% 例:在籍9年=90%,在籍8年=70%,在籍7年=70%,在籍5年=50%, 在籍5年未満=なし |
年金は原則60歳からの30年間毎月支給されますが、45歳から受領することも可能です。45歳からの受給を選択した選手には獲得年金の70%が支給され、以降1年ごとに2%ずつ加算し、60歳以降は満額支給(最大30年間)となります。
なお、一時金での受領も可能です。
一時金で受領する場合は、通常支給年金の70%、10年支給で80%、20年支給で90%、30年支給で満額となります。(1年につき1%ずつ上乗せ)
プロゴルファー年金保険は法定相続の対象となります。相続された際には保険会社よりご家族へ年金保険金が支払われます。
受領要件を見なさないと認められる年金積立額は、WDCツアーに登録してトーナメントに出場しているプロ選手への賞金上乗せ及びプロ育成に使用されます。
その金額などの詳細はホームページ上で掲載し、使用された内訳も発表されます。